カメラリモート (3)

調べていくうちに混乱してきたような気がするので、もっかい当初の目的をハッキリさせとくべきだな。下の写真だ。

http://www.panoramio.com/photo/113177618


カメラ内蔵のインターバル撮影機能を使用して、国際宇宙ステーション (ISS)を撮影したものだ。30枚くらいを比較明合成して作る。で、ISSの軌跡がブツブツ途切れているのが見て取れる。これは、インターバル撮影で「インターバル=0秒」と出来ないため、1秒分の隙間が開くためだ。恒星の軌跡の場合だと1秒の間隙は問題にならないが、ISSは高速で移動するためだ。

カメラ側のレリーズを「連続」として、シャッターを押し続けると、間隙無しで撮影ができる。しかし、これでは微妙に手ブレしてしまう。カメラリモートを導入する目的は、「三脚に据えたカメラに手を触れずに、連続 (バースト)撮影したい」っつうことになる。

  • アクセサリターミナル、 MC-DC2、 ¥2,618- (Amazon)、 可能、 カメラ本体から給電、45 g
  • 専用端子、 MC-36A、 ¥11,980- (Amazon)、 枚数指定も可能、 アルカリ単4形電池 x 2
  • Wi-Fi接続、 WU-1a、 ¥3,609- (Amazon)、 枚数指定可能?、 Wi-FiAndroid端末へ接続、約3 g
  • PTP接続、 USB OTG、 ¥850- (Amazon)、 枚数指定も可能、 Android端末のPTPアプリ


MC-36Aは無いな、暴利だし、そもそもワシのカメラには対応してない。電池の心配しなくて良い点ではMC-DC2だな。カメラに外部バッテリ付けて一晩中撮影するキ印な方々向け。Wi-FiとUSBは甲乙つけがたい。Wi-Fi接続だと軽いね、ケーブル煩わしくないし。Nikon純正のアプリ以外にも一般的なPTPアプリも使えそうだ。USBケーブル接続だと、OTGケーブルとUSBケーブルを携帯することになるので、Wi-Fiの3gよりはずっと重いはずだ。しかも、USB端子が塞がっているので、モバイルバッテリアダプタなどで同時に給電できないだろう。

撮影にAndroid携帯を絡めずに、シンプルさを求めるならMC-DC2だ。カメラバッグにずっと放り込んでおけば良い。アプリが腐って動かなくなることもない。撮影の頻度が低いならUSB OTGでPTP接続だな。撮影の頻度が低くてセッティングがややこしいので、失敗することもあるかもしれない。軽くて便利なのはWU-1aだな。

うーん、一長一短だなあ。迷う。