星空に再挑戦

おとといの星空、線がブツブツでみっともなかったので、ちょろっと計算してみた。カメラの水平方向の視野角を64°、画素数を1600とする。恒星は24時間で360°ぐるっとまわっているはず。なので、1ピクセル分恒星が動くのに要する時間は、

(64 / 1600) / (360 / 24 / 60 /60) = 9.6

となる。つまり、広角側で、露光の間隔が9.6秒以上だと、ブツブツしそうだ。1ピクセルの星像というのは考えにくいので、おそらく、その倍、三倍くらいまでは大丈夫だろう。

撮影の時には露光時間と同じ時間だけ後処理が掛かるので、露光時間を10秒程度にして撮影してみる。露光時間に合わせ、ISOを800とした。空中に浮遊物・塵が多いようで、仰角の浅い空は明るすぎたので、仰角は45°程度、焦点距離は35mm換算で47mmだったので、上で計算した、1ピクセル動く時間はおおよそ7秒になる。結果、なんとか大丈夫。よく見ると途切れてしまってる、ぐらい。

合成した後、GIMPコントラストを調整している。

おとといはGIMPでチマチマ作業したが、今回は枚数が多い(200枚以上)ので、下のようにして合成した。imagemagick超べんり。

$ cp IMG_0000.JPG tmp.jpg
$ for f in IMG_*.JPG; do convert tmp.jpg ${f} -compose Lighten -composite tmp.jpg; done

撮り始めの数分間にカメラが動いてしまってる。部屋から出したばかりの三脚が温度に馴染むまで待つべきだった。残念。