木場・東陽町

またふらっと散歩してきた。今回は木場・東陽町。戦後の赤線跡を訪ねる。連休ということもあり、東西線は浦安に向かう親子づれとかカップルとかで一杯だった。気持ちわっる。ああいう場所で集団で正気を失っているんだなと思うと吐き気と眩暈がする。


気を取り直して木場で下車。永代通りの一本南側を東にいくといきなり迫力の物件。スナックの屋根のあたり、一体どうなってるんだ。


その次の交差点から南に入るとかつての赤線地帯。名残りを残す建物。いわゆるカフェーと言い張って営業してたクチ。今は八百屋。二階の青い部分はタイル張り。アーチ型の屋根の下のところに看板の跡あり。屋号を下げていたのだろう。


八百屋から東に入り、次を南に降りると、これまた立派な赤線跡。ここは屋号まで残ってます。


あとは適当に散歩して帰る。これは比較的新しいが、理髪店の屋号の残像がクル。


なんかよく分からん意匠の天井部分。


看板建築長屋。


立派な屋根葺き。地主サンかねえ。ポイント使いの銅葺きがシブい。


洲崎神社を通り抜ける。


船宿奥の人道橋を渡れば永代通り木場駅の入り口。

膝の抜けたジャージでブラブラしてる女子高生や、路上で原チャリを囲んでたむろしてる若いのとか、チャリの前後に子供乗せて走る茶髪ヤンママとか、緑道で昼寝(そのまま夜も寝るんだろうが)しとるホームレスとか、まあ、感じ悪い。江東区ってこんなモンか。