アンセキュア・マンション、D-Room

マンションの裏口、自転車置き場にこういうのがぶら下がってた。ま、あれだ、小箱付き南京錠ってやつだ。5桁くらいの数字で開閉し、なかにモノを入れて置けるっつうやつ。これが、マンションの敷地内とは言え、誰でも入れる場所にぶら下げてあるわけだ。民泊の運用で、事務所の位置を知られたくないなどの理由で使われることが多い。南京錠の中に、部屋の鍵とかカードキーとか入れといて宿泊客へ受け渡しをするわけだ。

気になったので管理会社に問い合わせたらこんな回答だった。「民泊ではありません。出入りの業者さんが利用するカードキーをそこに入れてある。業者さんが一旦大和リビングの事務所までカードキーを取りに来なくても良いようにそうしている。」んー、困ったぞ、こいつ馬鹿だぞ。カードキーはFelicaと同じ暗号強度があるっつうんで、ダイワハウスのCMでセキュア・マンションなどと謳ってるんだろよ。トリプルDESの相互認証を整数五桁までイッキにコンプロマイズする大胆さに驚き。指摘しても知らん顔の馬鹿さに二度驚き。*1 *2

こんなこともあった、これもカードキー絡みなんだが。大和リビングには錠と鍵の区別が出来ない奴が居るらしい。こういう掲示物は上長のチェックが入るのが普通だと思うが、チェックした人も区別の出来無い人なのか、そもそもチェックなんてしてないのか。どっちも嫌だね。その上、日本語も怪しい。ここに貼っとくから読んでみてね、こっちまで混乱してくるから。

*1:大和ハウスのHPから問い合わせをしたくリンクを辿るが、賃貸物件は全て大和リビングへの問い合わせに行き着く。しかたないので、大和ハウスの分譲物件の問い合わせメール窓口に、こうこうこういうことなんで、どうにかして下さい、とお願いしておいた。二日後、南京錠は撤去された。セキュア・マンション再び。しかし、問題は根が深くて、馬鹿が管理していてそれをチェックする人間が居ないっつうことじゃねえかと。市内に大和の賃貸物件が雨後の筍なんだが、管理に手が回らなくなった大和リビングはまた同様のポカをやると思う。

*2:その三ヶ月ほどしたら別の場所に南京錠がぶら下がってました。バカの相手はだるいので近々消費者センターにねじ込みます。