鳴滝クエスト

先日、鳴滝を求めて出かけた。私はGPSとWEBの情報を頼りにブラブラするつもりだったのだが、奥さんが、例によって、「鳴滝ってどこですぅくわー?」ってやってしまった。ええ年こいて、見かけもそこそこBBAなんだから、そういう喋りは止めなさいっつってんだけどね。かわいいと思ってんだろうか。バカっぽいとしか思わないけどねえ。

んで、ま、詰まるところ、地元のお婆に舐められたんでしょうな。めんどくせーなと。なんでも、滝はとっくに枯れており、写真は昭和30年代のもの、行ってみてもよいが、道はややこしいよ、時々我々のような人が来て困る、写真を撤去する様に嵐電には何度も言っている、などとホザいておった。よくもまあそんな大嘘が並べられるなあと、今になって感心だ。


ご丁寧にドーモー、とか言いながらその場を去ったものの、お婆の表情その他に疑念を抱いたっつうか、逆に確信した。鳴滝は枯れてない、絶対に在るはずだ、と。


在りましたよ。道もそんなにややこしくない。ただ、期待していくとすかされるような場所ではある。喰えねーな、京都人。

撮影は三脚を据えて、NDフィルタで露光時間を稼いだ。NDフィルタについては下の記事。


場所書いとこ。「京都市右京区鳴滝宇多野谷9-71 三宝庵」の真ん前。お土産に笹ちりめんをどうぞ。



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