そうか、火球か


昨年の暮れ、ふたご座α流星群を写真に撮ろうとして頑張った。が、残念ながら、流星「群」は撮れていなかった。代わりに、結構な明るさの流星が一枚だけ撮れていた。これだ。


数日前、こと座流星群を撮りにいく準備をしてて思い出した。これって、巷で言う「火球 (fireball)」だろ、って。取りあえず、ホントにふたご座αが放射点なのかどうか確かめる。道具は、HuginとStellarium。先ず、Stellariumで撮影時の夜空を再現してスナップショットをとる。Exifによると、時刻は2011-12-15 04:21:26、場所は秘密。マーカーのついた星がふたご座α、放射点だ。


で、Huginで撮った写真と位置合わせする。合成したものがこれ。


確かに、ふたご座αを放射点としている。火球の定義は、まあ、シリウスより明るかったら火球なんじゃね、ぐらい。写真の軌跡は充分明るい。ただねえ、多分、この写真、火球が燃え尽きる瞬間をとらえていない。露光が短かった。くやしいなあ。また挑戦するかなあ。