ufrawで簡単歪み補正、Canon Powershot S95

RAWで撮影する機会が増えたが、歪みの補正は放ったらかしだった。Huginでパノラマを作成するのなら、画像同士のコントロールポイントのズレから計算できるので、そんなに不便してなかったのだ。

パノラマではない場合、建物の写真などで歪みが気になる場合、当然歪みを補正したい。この様な場合、以前なら、fullaで補正していた。


今回はlensfunで補正を試みよう。カメラに個体差があるかもだが、取りあえず、いつものように、他人の褌で行ってみよう。先ずは、最新版のlensfun-0.2.5を下からダウンロードしてコンパイル・インストールする。最新版ufrawがこのバージョンのlensfunを要求するので仕方ない。


lensfunのインストールが出来たら、次はレンズのデータ。下の場所から、S95のレンズデータを他人のフンドス。


上にあるxmlを手元のPCのlensfunのデータベースに登録する。/usr/local/share/lensfun/に、テキトーな名前で保存すれば良い。

動作を確認する。lensfunはライブラリなので、これを利用するプログラムを使って確認することになる。今回は、ufrawから使用する。最新バージョンを下からダウンロードしてインストールする。


ufrawを起動すると、レンズのアイコンのコントロールが増えているはずだ。CR2ファイルを指定して開けば、勝手にメイクとモデル、焦点距離を判断して自動補正してくれます。超べんりー。