貧者の赤道儀 (The Poor Man's Equatorial) - (2-d) CIAOのreproject_image

先日のreproject_imageとかreproject_image_gridとかを試した際、出力される画像がこちらの思うような平均画像ではなかった件、ちょっと見てみた。

単純に画像の平均を考える際、同じ大きさ、オフセット無しであれば、入力それぞれの画素を足しあわせて枚数で割れば良い。一方、reproject_imageの場合、reprojectつうくらいなんで、

  1. 入力の画素を全てWCSへ座標変換して記憶しておく
  2. 取得すべきWCS座標をスキャンする
  3. スキャンするWCS座標上の画素にどの入力画像が該当するのかサーチする
  4. 該当する入力画像の画素値を足し合わせる
  5. 素数で割る


という感じだろうと思いつつ、ソースを眺めると、途中までは良いんだが、最後、画素数じゃなくて、面積で割り算しとる。うーん、ばかばか、そうじゃないの。X線望遠鏡だから線量とかFluxなのでそうなっちゃうんだろう。こちとら露出つうかExposureだかんね、面積で割られるのは心外なわけだわ。どうすっかなあ、reproject_image改造するか、別の手を考えるか。あとね、リサンプリングも雑だわ。縦横プラマイ0.5単位でサーチしとるだけ。Poisson-Disk Resamplingとかそういうの欲しいわあ。