京都人の執念深さ

1864年禁門の変蛤御門の変・どんど焼け以来、実に150年ぶりの復活だそうだ。車輪、と呼ぶのかどうか知らないが、その車輪は当時のものを再利用しているとのこと。他は、多分、駅前の家電量販店が金を出したんでしょう。

何にせよ、150年間もの間、世代から世代へ懸装品を修復・保存しながら復活の為に活動していたというのだから驚きだ。鉾町、つまり四条新町から南下する1ブロック分の道路の両側の四条町には、もはや町家は少なく短期大学、マンションが並んではいる。が、ここに世代を越えて文化財を守る人たちが実際に住んでいる、と言うことだ。

人の執念というのは死ねば終わりという訳でもないらしい。ここ京都での執念は相続され、功を為した。